リンナイのコンロを買ったらなんか黒い四角い箱がついて来た…。

よく分からないから、しまいっぱなしにしてあるの。
というお客様が時々いらっしゃいます。が
うわーん、もったいない!
ココットプレートは、グリル調理の幅がぐんと広がるアイテム、なんと言っても焼き物が得意!です。
そして、グリルが汚れないばかりか、グリルの寿命も延びる=コンロの寿命が伸びる、という嬉しい効果も。

お客様のコンロ選びをお手伝いしている経験をいかして解説していきますよ!

ココットプレートのメリット&デメリット
メリットとデメリットをまとめました、こちらです。
- グリルが汚れない、グリルの寿命が延びる
- オート調理を使えばほったらかしでOK
- スリットがあるので焼き加減を見ることができる
- ふたを取り外す道具がついていない
→2023.5改良されて、ふたがつかみやすくなりました。 - ふたの裏が洗いにくい
- 深さがない
それでは順番に解説していきますね。
メリット①グリルが汚れない、グリルの寿命が延びる
キッチンのお掃除で面倒と感じる場所ナンバーワンにあげられるのが、グリルです。
それだけ多くの方が憂鬱だと感じているわけですが、グリルは小さなガスオーブンです。
使いこなすと本当に便利。

ココットプレートはグリルのお掃除をしなくてもよくなり、グリルの寿命も延びるというすぐれものです。

ココットプレートの特徴
網のすきまから落ちる心配がないので、小さな野菜も乗せることができます。


とにかく片付けが簡単。
お弁当や朝食も一度で数種類の調理ができるのが最高です。


油がすみの方に流れてとてもヘルシー。
こんなに出るのかなと思いました。
そして、ココットプレートはとにかく焼き物が得意!
焼き魚や焼き鳥も油の飛び散りを気にすることなくこんがり焼くことができます。
考え抜かれたスリットがふたに入っていて、焼き色はしっかりつくのにグリルは全く汚れません。

この切れ込みの幅を決めるのに試作を重ねました!自信作です!

グリルの寿命が延びる理由
グリルの中にはいくつかのセンサーがあります。
ここに汚れがつくと上手く感知できなくなり、エラーが出たり故障の原因になったりするんです。
そのリスクがないのでグリルの寿命が延びるのです。

グリルの調子が悪いというお客様に「まずセンサーを柔らかい布で拭いてみて下さい、そしたら直るかもしれないので。」とおはなしする事があります。

実は、コンロというのは汚れの飛び散りやすいグリルから壊れることが多いのです。
グリルの寿命が延びるという事は、コンロの寿命が延びることにつながります。
メリット②オート調理を使えばほったらかしでOK
グリルは炎が見えないので、つけたことを忘れてしまい焦がしてしまう、なんてことがあります。
調理機能で、タイマーやココットプレートのコースを選べば、点火したあとは洗濯物を取り入れたり、子供さんやペットのお世話で走り回っても大丈夫!
ココットプレートの使い方
焼き網を外して、ココットプレート付属の枠をセット

文字で見ると難しそうですが、やってみれば簡単ですよ。
焼き魚など、全てココットプレートで焼くなら、1回焼き網をどかせばずっとそのままでOKです。

食材を入れたら、点火してほったらかしでOK
3ステップです。

焼き魚コースを選ぶと上下の火を調節して焼き上げてくれるので、下ばかり焦げている、という事が防げます。
メリット③スリットがあるので焼き加減を見ることができる
ココットプレートはスリットがあるので焼き加減が見えます。
焼いている最中にふたを開けることは難しいので、これはとても便利です。
デメリット①ふたを取り外す道具がついていない
ココットプレートをお使いの方からよく聞かれる不満点です。
リンナイの説明書を見ると『ミトンなどを使ってふたを外して…。』と書いてあるのでミトンを推しているようですが、お家にあるものを使う方法も紹介します。
ダイソーの、鍋つかみトングが良いという声もあります。
ココットプレート愛用者が多いので、SNSで情報収集できるのも良いところ。
ツイッターより
ふたの取り方 3パターンを紹介
- L字型のマッシャーを使って持ち上げる。
- フライ返しを使って持ち上げる。
- リンナイのグリルミトンを使う。
①と②の方法は一番手前の溝に差し入れると安定します。

③リンナイのグリルミトンを使う。で使用しているグリルミトンの紹介です。


グリルミトンミニの口コミ

ココットプレートのふたを安全に外すにはこれしかない、という事で購入しました。確かに熱くないです。はめる時はすんなりいきませんが許容範囲。買ってよかったです。ここに書いても仕方がないかもしれませんが、ビルトインコンロの取説に安全に蓋を外す手段として載せておいて欲しかったです。

魚を焼くたびに、ふたを外すのがないかと、探していたのですが良かったです。小さめで、熱くなくて外しやすかったです。ただ手にはめるのが少し難しい気がしました。
グリルミトンミニは「便利だけど、はめづらい。」という声があります。
手の大きい方は確かにはめづらいかも。
その声にこたえたミトンもあります。普通1枚で売られていますがグリルミトンなのでちゃんと2枚入っていますよ。

デメリット②ふたの裏が洗いにくい
解決法→グリル専用スポンジを使う
焼網に比べたらかなり洗いやすいですが、それでも蓋の裏のスリットの間がちょっと洗いにくいです。
そんな時はリンナイが販売しているグリル用のスポンジがおすすめです。
柔らかくて指に沿って自由に曲がるので、細かいところもきれいに洗えます。
溝の部分はくっつかないホイルを使う
くっつかないホイルを使う方法も取扱説明書にのっています。
こうすれば下の溝の汚れを掃除しなくて済みますね。


食洗機が使えない
ココットプレートはフッ素加工がしてあるため食洗機は使えません。
デメリット③深さがない
ココットプレートは油を両サイドに流す作りになっているため、真ん中が盛り上がっています。だからたくさん入れると蓋にくっついてしまいます。

グラタンやカップケーキなど深さが必要な料理には向いていないです。
油を落としてこんがり焼くのが得意ですが、使い方によってメリットはデメリットにもなりますね。
ココットプレートの種類と価格
ココットプレートはサンマを4尾並べることができるワイドタイプと、
サンマを3尾並べることができる標準タイプ2種類があります。
ワイドタイプが使えるのはビルトインコンロのデリシアとリッセです。



取扱説明書
ココットプレートの対応機種
ココットプレートに対応している機種です。
詳しくはココットプレート対応機種検索サイトで確認できます。
まとめ
- ココットプレートはパリっとこんがり焼くのが得意。
- ふたを取るのはリンナイでは、グリルミトンをおすすめしている。

グリルを長持ちさせるためにも、ココットプレートが使えるコンロなら、ぜひ使う事をおすすめします。
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