最近読んでもの凄く腑に落ちて、姿勢に対する意識が変わった本を紹介します。
小池義孝さんの【ねこ背は直る!】という本です。
なんかぱっと見、そこら辺のインチキ教材みたいなタイトルですよね…
そんなこと思ったのは私だけでしょうか…。
でもすごく良いと聞いたので読んでみました。
コチラがその本です
どんなことが書いてあるの?
体のつくりを理解して、正しい意識を持てば勝手に姿勢は良くなるという事が書いてありました。
歩くときにどこを意識するか
例えば歩くとき。
腰を使って歩く、かかとから着地してつま先に向かって踏み出す。など小手先の使い方をどれだけ意識しても、なかなか姿勢は良くならない。
おおもとの支点になる部分を意識するだけですべてが勝手に正しい動きをするようになり、姿勢を直そうと無理に使われていた筋肉が解放される。
という事で足の付け根とは大腰筋の付け根を意識すると良いそうです。
足に付け根はみぞおちの下あたりにあるという事になります。
そこが支点だと意識して歩くことで勝手に大股になり顔も前を向くようになります。
早速意識しながら今日歩いてみました。
確かに勝手に前に進む感覚でした。意識すればするほど大股になって早く歩けましたし、いつもO脚になってしまい足の外側ばかり体重がかかってしまうのですが、中心をしっかり使えて歩けた気がします。
深い呼吸をするとき何を意識するか
ほとんどの人は呼吸が浅いそうです。
そして肺の大きさを正確に意識して呼吸している人もほとんどいないのではないかと。
肺は、上は鎖骨の辺りまであり後ろは背中まであります。
そして、腹式呼吸を間違って覚えている人が多くお腹を膨らませて腹式呼吸が出来たと勘違いしている人が多いと書いてありました。
思い切り私も勘違いしている人の一人です。
肺の底の部分にある横隔膜を下げる事によってお腹まで空気を入れるのが正しい腹式呼吸のようです。
この章が一番初めに出てくるのですが、やってみたくなるし「やってみて下さい。」と書いてあるので、実際意識して肺を膨らませると背中や鎖骨の辺りまで空気が入るのが実感できて、楽しくなりました。
仕事中に何回も肺を膨らませてみたりしていました。笑
なるほどなと思った話
足を組むと骨盤がゆがむ
片方ばかりでカバンを持つと骨がゆがむ
と言われるが、そんな程度で骨がゆがむような体のつくりはしていない。
と、これが一番個人的に気持ちに刺さりました。
そうだよなぁ。って。
物事を見るすべてのことに対して、根幹をしっかり見なくてはいけないなと参考になりました。
他にも肩甲骨の事や、立つ時は重心をどこに置くと正解か。
など実際試すとおお!となることが図解付きで書いてあります。
体と心はつながっているという話
下を向いてトボトボ歩いていると気持ちがだんだん沈んでくるし、支点を意識して体を起こして歩いていれば気持ちも前を向くというお話もありました。
そして、顔を起こしても曇った景色にしか見えなくなった時の考え方や対処の仕方も具体的に書いてあり参考になります。
姿勢の事から始まり、気持ちの持ち方のことまで書いてあり自分で試しながらできるし、すぐ違いが実感できるので面白いです。
文章も堅苦しくなく分かりやすいのですぐ読めました。
本に書いてあることを試してみると、姿勢が変わるのが実感できて面白いです。
という事でおススメの本の話でした。
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