こんにちは。ガスコンロの選び方に悩んでいませんか?
ガスコンロはキッチンの中心となる重要な家電。毎日の料理に欠かせないだけに、購入で失敗したくないですよね。
逆に、気に入ったコンロが手に入ると毎日が楽しくなりますよ。
今回は、「ラクシエのカラーホワイト」と「ホワロCプラス」について、それぞれの特徴や違いを比較しました。
結論:ラクシエとホワロCプラスは、ほとんど性能に違いはありません。
違うのは、素材と販売方法なんです。
この記事を読めば、ラクシエとホワロCプラスの違いが分かるようになり、あなたにぴったりのガスコンロを選べるぶことができるでしょう。
お客様のコンロ選びをお手伝いしているわたしが、分かりやすく解説しますよ。
ラクシエは青、ホワロCプラスはピンクに色分けしました。
では、さっそく見ていきましょう!
【56秒でわかる!】違いの比較動画
あなたにおすすめのコンロはどっち?
- 調理機能を使いこなして時短をしたい
- お手入れが楽な方がいい
- ホワイト以外の色も気になる(ブラック、ベージュなどがあります)
- 調理機能も欲しいけど見た目もこだわりたい
- まっ白なインテリアが好き
- 個性を出したい
『ラクシエ』と『ホワロCプラス』はどんなコンロ?
ラクシエはラクシエシリーズの中間グレードです。
ラクに魚が焼ける「オートグリル機能」、ラクしてキレイが長続きする「ヒートオフ」を搭載!機能性とデザイン性を備えた、ラクラクを楽しむコンロ。LAKUCIE
リンナイ公式サイトより
ホワロCプラスはホワロシリーズの中で最上位のモデルです。
ラクシエの機能に見た目のおしゃれさをプラスした感じ。
見た目も機能も、ぜんぶほしい
毎日使うあなたの “ほしい”をぜんぶ詰め込みました。
リンナイ公式サイトより
すべては、料理を思いっきり楽しむために。 グレードアップしたホワロです。
ラクシエとホワロCプラスの共通点
型番を比べてみましょう。
似ていますね。
ラクシエ RTS65AWK3RG-W
ホワロCプラス ETS65AWK38R3G-W
細字のところはシリーズ名と色などの違いなので、機能の部分は同じだとわかります。
- グリル調理容器のココットプレートが付属。
- まっ白なモデルがある(ホワロシリーズはすべて白、ラクシエは他のカラーもあり)
- 販売価格が近い(2023年3月楽天:ラクシエ46,700円 ホワロCプラス46,800円)
- タイマーや温度調節などの調理機能が充実している。
ココットプレートは別で買うと、ネット価格でも6,099円するのでお得ですね。
調理機能が充実しているので、材料をセットしたら出来上がりまでほったらかしでOK 。
その間に子供さんの相手をしたり、動画を観たり、好きなことができますよ。
白いガスコンロには、以下のようなメリットがあります。
白いガスコンロのメリット
- 清潔感がある
- 明るいキッチンになる
- シンプルでモダンな雰囲気になる
また、ラクシエとホワロCプラスは、リンナイという日本の老舗メーカーの製品です。
リンナイは、ガスコンロの分野でトップシェアを誇り、高品質で安全性の高い製品を提供しています。
リンナイの信頼性
- ガスコンロの分野でトップシェアを持つ
- 高品質で安全性の高い製品を提供する
- 長年の実績とノウハウを持つ
以上のように、ラクシエとホワロCプラスは、高い性能とデザインを誇り、リンナイという信頼できるメーカーの製品です。
2つの商品は、細かな部分でいくつかの違いがあります。
次の章では、ラクシエとホワロCプラスの違いについて詳しく見ていきましょう。
ラクシエとホワロCプラスの違いを3つのポイントに分けて比較
ここでは、価格以外の3つの違いについて解説していきます。
比較しやすいように表にしました。
ラクシエ | ホワロCプラス | |
---|---|---|
価格 (2023.3月楽天) | 46,700円 | 46,800円 |
ゴトクの素材 | ホーロー | ステンレス |
天板の素材 | パールクリスタル | クリスタルコート |
購入方法 | お店でも買える | ネット限定販売 |
ゴトクの違い
ゴトクのグレードは、ホワロCプラスの方が高いです(ステンレス)
ただ、ステンレスゴトクはメリットデメリットを知っておかないと「こんなはずじゃなかった。」となる可能性も…しっかりチェックして下さいね。
ラクシエは黒色のホーローゴトク
ホーローは、金属にコーティングを施した素材です。
ホーローは、何年も使っているとコーティングが剥げて中の金属が錆びるデメリットがあります。しかし、価格が低めなので気軽に交換できる点がメリットです。
- 汚れや傷が目立ちにくく、お手入れが簡単
- ステンレスに比べて価格が安い
- 塗装が剥げることがある
- 高級感が無い
ゴトクはネットで購入できるので、焦げ付きが取れなかったり、錆びたりしたら買い替られますよ。
ホワロCプラス、意外と知らないステンレスゴトクのメリット、デメリット
ホワロCプラスはゴトクやバーナー(火が出る所)がステンレスで美しく特徴的ですが、ステンレスは数回使うと色が焼けて茶色っぽくなります。
ステンレスのピカピカに惹かれて購入された場合、知らないと「え…」ってなるかもしれません。
これはステンレスクリーナーをラップにつけてこすれば、そこそこきれいになりますが、ずっとピカピカシルバーの状態ではありません。
それよりもステンレスのゴトクの優秀なポイントは、錆びないのでホーローよりも劣化しにくい所です。
下の部品価格の画像を見て下さい。
ステンレスゴトクはホーローゴトクの3倍以上の値段ですよね。
それだけ高級な素材なのです。
ただ、汚れたら部品を取り寄せて交換しようと考えている方は、高価なので気を付けてくださいね。
- 見た目が綺麗
- 高級感がある
- 金属なので磨いてお手入れができる
- 使い続けると変色する
- 磨いて手入れが必要
- 価格が他のゴトクに比べて高い
天板の違い
天板とは、ガスコンロの表面を覆う板です。天板のコーティングは、ガスコンロの見た目や清掃性に影響します。
天板のグレードはラクシエの方が高いです。
ラクシエの天板はパールクリスタル
ラクシエの天板は、パールクリスタルというコーティングが施されています。
パールクリスタルは、高級感と清潔感を演出するとともに、汚れが目立ちにくく、拭き取りやすいメリットがあります。
- ホーローにガラスコーティングを施したもの
- 見た目はガラストップのようにきれいで焼き付きやこびりつきが起きにくいが、長期間使用するとコーティングが剝がれることもある
- カラーバリエーションが豊富
- 物を落としても割れない
実際に工具で叩いて、強度の実験をしてみました。
ホワロCプラスの天板はホーロー
ホワロCプラスの天板は、ホーロ(クリスタルコート)ーというコーティングが施されています。
- お手頃価格
- 鉄、アルミニウムなどの金属の表面にガラス質を焼き付けたもの
- 耐久性に優れるが塗装が剥げたところは錆びやすい
どちらのコンロにもグレードが高いコンロにしかない機能イージークリーン(天板の温度を下げ、こびつきを防ぐ)が搭載されています。
白い天板の汚れは一番気になるポイントなのでうれしいですね。
リンナイ公式サイトより
デザインの違い
ラクシエの操作ボタンは、メリハリがあって見やすいです。
リンナイ公式サイトより
操作ボタンなど、ホワロは可愛い仕上がりなので、白色にこだわる、インテリアにこだわるならホワロがおすすめです。
こだわったのは、ホワロならではの白さ
ホワロの白は、ぬくもりのある白色。多彩な機能の操作面も、限りなくシンプルに仕上げました。見た目にも、調理性にもこだわる、あなたの気持ちに応えるコンロです。
リンナイウェブサイトより
販売方法
ラクシエとホワロCプラスは、販売方法にも違いがあります。
ラクシエは、リンナイの公式サイトやオンラインショップで直接購入できます。
また、街のお店でも購入ができます。
ホワロCプラスは、ネット限定販売のためお店で買えません。実物が見られないので、そこは注意して下さいね。
では、ラクシエとホワロCプラスの共通の機能を、次の章で見てみましょう。
ラクシエとホワロCプラスの共通の機能
ラクシエとホワロCプラスは、見た目と素材の違いだけで機能はほとんど変わらないことを、前の章で解説しました。
それでは、ラクシエとホワロCプラス共通、の便利な機能について細かく解説していきます。
使いこなすと、朝の忙しい時間などがとっても楽になりますよ。
ラクシエプライムとラクシエの特徴、高級グリル&こびりつかない天板!
グリルはセラミックバーナーです。(セラミックは丈夫で熱に強いのが特徴、歯医者さんでセラミックの歯を入れるとなん百万のかかったりするあれです。)
ココットプレートでグリル料理が楽しく簡単に
大きな特徴の1つがココットプレートが使えるところです。
ココットプレートとは、リンナイのグリル専用調理器具です。タイマーがついているので、オーブントースターのように使えます。
- 油を使わないのでカロリーや油分が抑えられる
- 食材から出る水分や脂分が溜まる溝があるのでジューシーさや旨みが逃さない
- グリルが汚れない→グリルの寿命が延びる
毎朝の食パンの焼き上げは、「トーストモード」が便利。外はカリッと、中はもっちり自動で焼き上げます。「焼き魚モード」を使えば、火力も焼き時間も、消火もすべておまかせ。
揚げ物のあたため直しにも、ぜひココットプレートを使ってください。余分な油を落として、サクッとおいしく自動であたため直しができます。
ココットプレートを使ったダイエットレシピの紹介です。
油を極限まで減らして調理できるのもココットプレートの特徴です。糖質制限!おからコロッケ
レシピはこちらから
ココットプレートがあると、料理からお菓子づくりまで、幅広いメニューが作れるんです。
特徴やコンロが長持ちする理由などは以下の記事に書きました。
コンロで温度を自動調節して湯わかしや揚げ物もお任せ
温度自動調節機能とは何か?どんなメリットがある?
湯わかしや揚げ物も温度自動調節機能でお任せできます 。
この機能は、コンロの火力を自動的に調整して、湯の沸騰や油の温度を一定に保つものです 。
これで火加減の見張りや温度計の使用が不要になります。
温度自動調節機能の使い方は簡単です。まず湯わかしや揚げ物用の鍋をコンロに置きます。
点火したら温度の設定をするだけ。
注意点としては、鍋の大きさや形状、水や油の量などによって加熱時間が変わる可能性があります。
コンロタイマーの使い方も簡単です
コンロタイマーも使い方は同じ、点火したら時間の設定をするだけ。消火の30秒前から表示でカウントダウンが始まります。
湯沸かし機能はお湯が沸いてから一定時間保温してくれるので、レトルト食品やゆで卵にも便利!
湯沸かしした後は、保温時間の設定ができるのでポトフやおでんも、点火してタイマーをセットすればほったらかしでOKですよ。
水無し両面焼きグリルでジューシーなグリル調理ができる
水無し両面焼きグリルとは何か?お手入れ法も紹介
ラクシエでは水無し両面焼きグリルも搭載されています 。このグリルは、水を入れる必要がなく、食材を裏返す必要もない便利なものです 。
これで水分や栄養素を逃さずジューシーなグリル料理が作れますよね。
お手入れもラクですよ 。
油汚れが少ないので拭くだけでもOKですし、洗剤やスポンジでも洗えます 。またグリル皿は取り外し可能なので、水洗いもできます 。
ラクシエ、ホワロCプラスの機能一覧表
機能など一覧表 | ラクシエ、ホワロCプラス共通 |
質量(本体) | 17kg |
グリル | 水無し両面焼きグリル |
コンロ部 調理機能 | ・温度調節機能:強火力(160~210℃) ・高温自動温度調節機能:強火力・標準火力 ・コンロ調理タイマー:標準火力(1~90分) ・自動炊飯機能:標準火力 ・湯わかし機能:強火力 (沸とう消火、5分保温)) |
グリル部 調理機能 | ・グリル調理タイマー(1~15分) ・オートグリル機能 ・ココットプレート対応(付属) ・遠赤外線セラミックバーナー |
安全機能 | ・消し忘れ消火機能:強火力・標準火力・グリル ・立消え安全装置:強火力・標準火力・グリル ・調理油過熱防止装置:強火力・標準火力 ・焦げつき消火機能:強火力・標準火力 ・グリル過熱防止センサー ・高温炒めモード:強火力 ・操作ボタンON/OFFピクチャー表示:コンロ・グリル ・点火ロック ・中火点火機能:強火力・標準火力 |
お手入れ機能 | [バーナー] ・イージークリーン ・フラット&クリーン [グリル] ・クリアコートグリル皿 ・汚れカバー ・分解グリル |
口コミを紹介
ラクシエ
Twitterより
長年リンナイを使っていたので、メーカーを変更する事は考えませんでした。
以前は、ホーローの物を使っていてやはりお手入れを滞ると汚れが落ちず諦めていました。今回の物は少々お値段がアップしてもお手入れが簡単な物を。。。と
、届いてから数日経ちますが、炒め物やあげものをしても簡単お手入れで綺麗保てるので良かったです。
ホワロCプラス
ラクシエ、ホワロCプラス共に参考になる口コミ
前機種ハオS650VGASの火付きが悪くなったのでHOWARO C plusに買い換え購入。
機能にそれほど差がないものをと買ったが、ちょっと勝手が違った。
まず火加減調整の+-調整バーの動作が逆。
湯こぼれしそうなり、慌ててバーを動かすとさらに強くなってしまった。
さらに沸騰消火が一方の五徳にしか有効にならず、鍋を入れ替えなければならず不便。
概ね満足だが、慣れるまでは大変。
ココットグリルは便利で快適。
グリル内の皿も網も後処理が簡単。
焼き魚しか使ってないが、ふっくら焼ける。
沸騰消火はコンロ調理タイマーの事ですね。ラクシエとホワロCプラスはコンロタイマーは片側だけです。
ですが、どちらのコンロにも、コンロ調理タイマーの反対側のバーナーには沸騰してから5分間保温する機能が付いているので、お茶を沸かしたり、レトルト食品の時に便利ですよ。
卵を入れて沸騰してから5分で消火すると、半熟ゆで卵が作れちゃいます。
よくあるQ&A
Q.自分で設置出来ますか?
A.はい、ラクシエもホワロCプラス共に、資格がなくても設置出来ます。
ただ重いので(17㎏)力の弱い方は一人では大変です。お手伝いをしてくれる方がいた方がいいですね。ゴムホースを差したりしないといけないので、自信がなければ業者に設置してもらうと良いでしょう。
テーブルコンロ設置方法へのリンク(ホワロのラクシエも方法は同じです)
設置のイメージは下の「ゆるりず」さんの動画が参考になります。
動画にもありますが、つまづくポイントが2つ。
- ホースバンドをつけ忘れる。
- ゴムホースが入れにくい。
ガス栓にゴム管をはめる時は、ゴム管の切り口に指で水をつけると入れやすいです。
昔は切り口を、なめて差し込む人もいましたよ。
ホワロC ですが、ラクシエも手順は同じです。
Q.ホワロCプラスを実際に見る事は出来ますか?
A.ホワロCプラスはネット限定販売なので、実際に見る事は出来ないんです。
だからこそ、この記事を読んで自分の使うイメージをつかめるといいですよね。
取扱説明書
もっと細かいところまで知りたい!
という場合は取扱説明書を見る事をおすすめします。実際に使う所がイメージできますよ。
それぞれのリンクを開くと下のようなページが出て来るので、取扱説明書をダウンロードするを選んでください。
まとめ:ラクシエとホワロCプラスの違いは見た目!
ラクシエとホワロCプラスの機能は同じです。
どちらも高級グリルや、ココットプレート。クレープや天ぷらの時に便利な温度調節機能、そして炊飯機能から点火したらほったらかしOKのタイマーまで、
十分すぎるほどの調理機能が付いています。
ステンレスゴトクを毎回手入れするのは面倒だな…と感じた方には”ラクシエ“
おしゃれな見た目がいい方には”ホワロCプラス”をおすすめします。
ガスコンロを選ぶ際には、ガス種(都市ガス・プロパンガス)を確認することが大切です。
プロパンガスをお使いの方へ:プロパンガスはガス会社が自由に料金を決めます。そのため知らずに高いガス料金を払っている人が多いのです。
自分のガス料金は割高ではないかチェックしてみましょう。
→プロパンガス料金の解説記事でチェックしてみる
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