お客様に給湯器のリモコンの電源は出かける時は消したほうがいいですか?と聞かれることがあります。
給湯器のリモコンの電源は入れっぱなしで良いのでしょうか?それとも消した方が良いのでしょうか。書きたいと思います。
待機電力に関して言えば消さなくて良いものがほとんど
待機電力は年間数百円変わるかどうか、というところ
そこだけ考えるならリモコンの電源は消さなくて良いと思います。
ガスの給湯器は水が通ることで初めてタービンが回ってお湯を作るため、水を使わない限りは運転しません。だから消費する電力と言うと液晶パネルの分位のものです。
それは月数十円位の電力で電源がオフになっていたとしても0円になるわけではありません。
昔は液晶パネルの寿命が短くなるなんて言うこともあったようですが、今のリモコンはそういうこともありません。
ちなみに絶対やってはいけないのが、給湯器本体のコンセントを抜いてしまうこと。そうすると凍結してしまったり故障の原因になってしまうので構わないでおきましょう。
給湯器は外についているのでやる人は少ないとは思いますが(^^)
リモコンをかまい過ぎてリモコンが壊れない?
これはなんとも言えないところで、オンオフを繰り返すことによって壊れてしまうのでは?という心配は無いとは言えませんが、早く壊れますよともいえないところです。テレビの待機電力の節約でオンオフを繰り返すと…というのと一緒で
もしリモコンが壊れてリモコンだけの取り替えだといくらかかるかと言うと、メチャメチャざっくりでお店やリモコンによって違いますが30000円くらいでしょうか
リモコンの電源を消した方が良い給湯器もある(貯湯式と瞬間式の給湯器の見分け方)
ただ消した方が良い給湯器もあります。
それは灯油給湯器の貯湯式の方です。灯油の給湯器はお湯をあらかじめ沸かして貯めていく貯湯式と瞬間式といって水が流れると同時にお湯を沸かすタイプの二種類があります。
貯湯式と瞬間式の見分け方は、本体にどっちか書いてあるし貯湯式は地面に置いてあるものが多く、瞬間式は壁掛けタイプのものが多いです
ガス給湯器は瞬間式といって水が流れると同時に沸かすタイプ
灯油の貯湯式の給湯器は常にお湯を作っているため電源が入っていると誰もいなくてもゴーっと動いてお湯を沸かします。
使っていない時も運転するため電源を切っておいた方が給湯器の寿命も延びるし燃費も良いと思います。
電源が入っていると、お湯を出せば給湯器が動くのでガス代がかかる
瞬間式の給湯器でも電源が入っているという事は、いつでもお湯が作れる状態という事
レバーをお湯にしてひねるとほんの数秒使うだけでも給湯器が動きます、そうすればガス料金がかかるし、つもりつもれば稼働時間が長くなる分給湯器の寿命も短くなります
ちょっとの時でもついついお湯を出して使ってしまうのならば、電源が切ってあった方が良いかもしれません
以上のことを踏まえて、こまめに消すかつけっぱなしにしておくか判断していただければと思います
家族がいる場合、いちいち消したりつけたりするのが面倒だったりしますしね
ちなみに我が家はつけっぱなしです
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