アウトドア用品で有名なスノーピークというブランドのグリルプレート、グリドルの雪峰庵を借りてきて、焼き肉をしました。
そしたら見事にこびりついてしまい、焼き切ったら結構きれいになったので記録に残すことにしました。
鋳物の鉄板やゴトクの焦げ落としにも使えるやり方です。
スノーピークのグリドル、雪峰庵はどんなもの?
このグリルプレートは鋳鉄で出来ていてとっても分厚い。
安い鉄板は歪んでしまいますが、ゆがまないし蓄熱効果も高いです。
脂っこくならないように、溝がたくさんあって穴から落ちるようになっています。
鋳物いものの焦げは焼き切る
私はガス屋さんで働いているのですが、鋳物のコンロのこびりついた汚れがひどい時は、外で20分くらい汚れが炭になるまで直火であぶって落としているのをよく見ます。
そこで、同じ鋳物の鉄板なんだからコンロで焼き切ればいいのではないかと考えました。
焦げを焼き切る手順
- 大まかな汚れをたわしで洗って落とす。
- コンロで直火にかけて汚れが炭になるまで待つ。
- 金属ブラシなどでこそげ落とす。
実際に焼き切った時の画像
高価なグリドルに見事な焦げがついてかなり焦っています。それも借り物‥。
頑張って洗いましたがこれが限界…。
直火であぶって汚れを炭にする
焦げた部分を20分ほど直火であぶりました。
我が家のコンロは古いので1か所にしか安全装置(コンロの真ん中がポコッと出ている)が付いていません。
安全装置のついていない場所を使いました。
炭になった汚れをこそげ落とす
ブラシでこすってもなかなか落ちないので、付属のナイフで削ったら早く出来ました。
鉄板にこびりつかなくする方法(シーズニング)
キレイになったので、次回のこびりつきを防ぐためのシーズニングをします。
シーズニングは下の動画が参考になるかと思います。
油はグレープシードオイルやひまわり油がさらりとしていておススメです。
今回はなかったので、不向きとされる粘り気のあるオリーブオイルでやってしまいました。
- 水分が完全に飛ぶまで、しつこいくらいに空焼きする
- 油を入れて中火で熱し、煙が出たら弱火にして煙が出なくなるまで熱する
- 油をキッチンペーパーで馴染ませて冷ます
を3回繰り返しました。
完成!
最初と比べるとずいぶんきれいになりました。
次からは、焦げ付いてもあせらなくて済みます。
ビフォーアフター画像
どうでしょうか?
めちゃめちゃタワシでこすったのがビフォーの状態です。
それでも落ちなかった焦げ付きが、ここまで落ちたので嬉しかったです。
数時間焦げと格闘するよりは、あぶる時間はかかりますがこちらの方が体へのダメージは少ないと思います。
こげが怖くなくなり鉄のフライパンが欲しくなった
一生物のフライパンでおすすめなのが、turk(ターク)の鉄フライパンです。
turk(ターク)のフライパンは、一つの鉄の塊から鍛治職人が叩き上げて作るので凄くいいんです。
鉄分も摂取できるし、金たわしを使ってガシガシ洗えます。
上手にお手入れして使うと、目玉焼きがフライパンの上でスーッとすべります。
まとめ
鉄板や焼き網の汚れは直火で焼き切るときれいになる!
一度試してみてください。
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